5000万円物語

【第1話】はじめに

※これは何もない自動車製造工場でライン作業をしていた僕が、
ネットビジネスで5000万円を稼いで自由になるまでの経緯を
物語調に振り返ったものです。

第1話:はじめに…

初めて僕が働いたのは、
中学を卒業して1週間後でした。

近所のスーパーで働き、時給は650円ほど。

これまで収入を得る手段としては、
貧乏な我が家にお小遣いをせびるか、
お年玉くらいしかありませんでした。

いま時給650円という聞くと涙が出そうですが、
当時の僕には働けばお金が湯水のように湧き出るとさえ思っていました。

ある日、僕の働くスーパーの社員が、
店長に叱られているのを見かけました。

こっぴどく3時間はぶりぶりと怒られ、
社員の目には涙がぽろぽろ溢れていました。

高校1年生の春にその光景を見た僕にとって、
それはひどく憂鬱な未来でした。

20歳を過ぎて社会人になれば、
僕の頭が白髪で覆い尽くされるまで40年以上続く労働の日々。

僕はよく自由な人生が突如やってきたら、
どうしようかと夢想しました。

年末ジャンボ宝くじが当たったらどうしよう、
など考えたり話すのが好きでした。

実家が貧乏で、仕送りをするためにあくせく働いていたので、
より自由というものに憧れていたのかもしれません。

お金は銀行口座に使い切れないほどあるので、
欲しいと思ったものはすぐになんでも買える。

毎日が休日なので、目覚まし時計も必要ありません。

カレンダーも必要ありません。

どこに住んで、どんなライフスタイルを送っても良いです。

お金のことを気にせずに夢に追ったり、
趣味に没頭しても良いです。

1年中ふらふらと旅をしていても良いし、
都心のタワーマンションに住んで
優雅な生活を楽しんでも良いです。

南の島に移住して、
毎日サーフィンに明け暮れても良いです。

お金も、時間も、場所も、
すべてが自分の思い通りに実現できる状態。

自分の人生を、自分の思い通りに実現できる自由。

それから約5年ほど経ち、
現在僕は住みたかった東京に移住して、
述べたような自由な生活を送っています。

・お金のために仕事に費やす時間はほとんどない

・基本的に週休5日

・働いても1日数時間程度

・自宅の部屋かカフェで仕事をする

趣味に没頭しているときは、
月に1日も仕事をしない日もあります。

特に旅行が趣味で、
ふと思い立ったら国内問わずふらりと出かけていきます。

細かい予定は決めていません。

帰りの飛行機、切符も買いません。

最低限の着替えと、
スマホとパソコンだけを持って、
とりあえず飛行機や電車に乗り込みます。

何をしようか、どれくらい滞在しようか、
そういった細かいことは現地についてから考えます。

足りないものはすべて現地調達です。

2週間くらい自宅に帰らないこともあります。

両親はもちろん、地元の友人に会うために、
数ヶ月に一度は地元広島に帰省しています。

食事はほとんど外食ですませています。

特に値段は気にせずに、
食べたいものを食べたいだけ注文をします。

物欲はあまりなく、
お酒や食べ物や経験にお金を使います。

品川シティーウェーブ

最近だとサーフィンを覚えたくて、
品川の「City wave」という
サーフィンができる施設によく通って練習しています。

人口の波なので非常に波が強く、
こけると首が鞭打ちのように痛みます。

東京に引っ越してきた当初は
右も左もわからない状態だったので、
最小限のこじんまりした部屋に住みました。

最近はサーフィンの道具を買いたいので、
少し広めの部屋に引っ越そうか悩んでいます。

僕は欲しいものは腕は素人だろうと、
プロが使うようないいものを使うタイプの性格です。

将来的にはサーフィンの聖地である
湘南のあたりに住みたいと思っています。

他にも読書が好きなので、
温泉地やキャンプに行って、
延々と本を読んでいることもあります。

気がつけばこんな自由な生活を手にしている僕ですが、
別に宝くじに当たったわけではありません。

ある出来事がきかっけで起業し、
それから5年ほどで現在は少ない時もでも
月収400万円ほど稼いでいます。

年収だと5000万円を超えます。

起業しているといっても、
大きなオフィスや店舗を構えているわけではないので、
場所に縛られることもありません。

一応法人化しているので、
税理士と月に一度面談をするために事務所を借りていますが、
そこは友人とのゲームなどの遊び場になっています。

僕自身が忙しく働かなくても安定して収益が発生するので、
30代にして趣味中心のセミリタイア生活を送ることができています。

まさか、あのサラリーマン時代の社長に脅された時から、
ほんの数年後に自分がこんな生活を送るようになるとは、
夢にも思いませんでした。

僕はほんの数年前まで、
広島県の田舎で普通以下のサラリーマンをやっていたはずでした。

25歳にして3回目の再就職で、
もうこれ以上自分の履歴書を汚すことができないと、
腹をくくっていたときでした。

しかし会社の業務形態は最悪でした。

社長は気分屋だったので
給料のアップダウンは当たり前。(基本ダウンのみ)

毎月のお給料は端数をピンハネするし、
残業代ももちろん未払い。

(休日に無賃で掃除しているゆうき)

休日出勤しても「社員は週6勤務」と恫喝され、無料で出勤。

そんな自由のない人生に嫌気がさし、
自由を求めて25歳の時にインターネットビジネスを始めました。

もちろん元から起業とかビジネスとか、
そういうものに興味なんてありません。

とりあえずはサラリーマンの延長みたいな感覚で、
インターネットでいくらか稼げば、
人生変わるかもしれないと思った単純な動機です。

しかし実際にインターネットビジネスを始めると、
あっさり本業の収入を上回りました。

インターネットビジネスで月収20万ほど稼いだのです。

ただの気まぐれだと思いましたが、
その翌月も翌月も超えました。

僕の心には準備すらできていなかったのに、
あっさりと僕の人生は予期せぬ方向に転がりました。

実家にいる父親が数年前に自営業を失敗し、
家計が火の車だったので仕送りをしました。

節税のために法人化をせざるをえなくなり、
株式会社を設立しました。

もちろん社員は僕ひとりだけです。

いまだに会社を経営している感覚は薄いです。

インターネット上に作った仕組みから毎日収入が発生し、
それでご飯を食べながら好きなことをしているだけという話でした。

すべての仕事はパソコン一台で完結します。

僕はそれまで、人は高校、専門学校、大学を卒業したら、
一生懸命就職活動をしてサラリーマンになり、
定年まであくせく働くしかないと思っていました。

サラリーマンという道から逃げるには、
ニート(無職)になるかしないと思っていました。

もちろんテレビとかを観ていたので、
起業や投資でご飯を食べている人たちがいることも知っていましたが、
そんな世界で成功できるのは、
ほんの一部の天才か金持ちだけだと思っていました。

だからほとんどお金をかけずにインターネットで起業して、
パソコン一台でお金を稼いで自由に生きるという選択肢を知ったとき、
僕は心の底から救われた気がしました。

実際に自由な人生を手に入れたいま、
あのときの感動を少しでも多くの人に伝えたいと思い、
こうやって物語を書いています。

この物語では、
資金・知識・人脈ゼロの普通以下のサラリーマンだった僕が、
恐る恐るインターネットビジネスという世界に飛び込み、
自由な人生を手に入れるまでに見たこと、
経験したこと、感じたことを本音で書いていきます。

もちろん楽しいことばかりではありませんでした。

人と違う生き方をすることに対する不安もありましたので、
そういうのも正直に書いていきます。

パソコン一台でお金を稼ぎ、
会社に束縛されず自由に生きる僕のような生き方は、
最近は徐々に増え始めているそうです。

東京に引っ越してからはそういう人たちと
数え切れないほど知り合いました。

僕の影響でインターネットビジネスを始めて、
今や自由な人生を送っている人もたくさんいます。

これはインターネットの普及する以前は
存在しないライフスタイルなので
中高年の方にはなかなか理解しにくいですが、

インターネットで個人が稼ぐという行為は、
今後ますます一般化していきます。

昔と違い、ブログやメールマガジン、ライン、
YouTube、SNSなど個人が影響力を持つ手段はいくらでもあります。

メルカリやヤフオクを使えば、
個人でも商品を簡単に売れます。

書類を作るのも、会議をするのも、
ほとんどスマホかパソコンがあれば完結します。

だからインターネットを使えば、起業のコストはほぼゼロに近いです。

個人で収益を得れるようになれば、
毎日何十分も何時間も通勤電車に揺られて特定の場所で集合をし、
時間を管理されながら決まった時間働くということに必然性が無くなります。

やがてそういう働き方は古いものとして、
敬遠される時代がやってくるかもしれませんね。

自由を手に入れるための具体的な方法や考え方については、
電子書籍「自由な人生を得るための教科書」でも
詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。

あなたがお金にも時間にも
ゆとりのある自由な人生を手に入れることに、
少しでも興味があるなら参考になる部分は多いと思います。

当時の僕のように、
サラリーマンとして生涯雇われることに絶望した不安感があり、
かといってそれ以外選択肢のない人に、
僕は新しい道を提示したいと思っています。

誰にも雇われない、
自分で稼いで自由な人生を生きていくという道です。

もちろん、僕がやってきたことを真似する必要も、
共感していただく必要もありません。

でも「このような生き方もあるんだね」と、
あなたに知ってもらえるだけでも、
それだけで十分この物語を書いた甲斐はあると思っています。

第2話へ続く。

【第2話】僕の人生からサラリーマンという選択が消えた ・第1話:はじめに ・第2話:僕の人生からサラリーマンという選択が消えた←現在のページ ・第3話:月収500万円の憂...

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僕は自動車工場で働きながら起業し、
パソコン一台で5000万円以上を稼ぎました。

人脈・才能・環境に恵まれたわけでもありません。

もともと家庭は父親の自営業失敗で極貧で、
3回再就職をするもすべてブラック企業でした。

そんな僕でもビジネスに出会い、
少しの期間だけ真剣に取り組んだところ、
あっさりと人生を逆転できました。

そのビジネスを学ぶ過程で、
初心者が失敗しないビジネスの作り方、
コンテンツを作って価値を届ける方法など、
普通に生きているだけでは学べないことを知りました。

その経験から、生まれた環境は選べなくても、
正しい勉強をして成功をすれば、
誰でも会社に雇われなくても、
自由な人生を得ることができると確信しています。

そして、昔の僕のように
人生に困り果てた人たちでも
一度しかない人生を変えることができる、
そうなると僕は本気で思っています。

そういった理念から、
僕がどのようにビジネスに取り組み、
まったくのゼロから会社に雇われなくても豊かに暮らせるのか、
その成功体験を一つの書籍にまとめました。

20分程度で読める内容なので、
もし興味があれば読んでみてください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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