ビジネス思考

人生最悪のバッドエンド

こんにちは、ゆうきです。

今日も自由な人生を得るための
考え方を書いていきますね。

先日、中学時代からの友人に会ってきました。

僕の大好きなお好み焼き屋さんで食べながら
友人の人生相談を受けていました。

(今回の帰省の目的でした)

先日友人は鬱病になり、会社を退社しました。

彼の働いていた会社は超絶ブラック会社です。

毎日6時ごろに起床して
1時間車を運転して職場に向かいます。

帰宅するのはいつも日付が変わる前。

休日も不定休で月に2~3回、
たまの休みの日にも電話がかかってきて、
度々出勤をしたりしていました。

彼の仕事自体は社会的にも信用があり、
収入も人並みにあるので
一般的には憧れられる職業です。

ですが実際に働いていると、
経済的には不自由しなくても、
人生のほぼすべてが仕事で過ぎ去っていきます。

彼がそういう人生に満足を感じる人物であれば
特に問題はないのですが・・・

もともと彼には子供の頃から夢がありました。

それは「自分の映画」を作ることです。

少ない休みを使って、
その夢を叶えるための活動をしていました。

できればその夢を叶えてそれで生活したいし、
もし叶わなくても趣味として
時間を費やせる人生を送りたいと考えています。

しかし、冒頭でもお話ししましたが、
彼の仕事は忙し過ぎます。

ひたすら目の前にある仕事をこなしているだけで、
人生がビデオの早送りのように過ぎ去っていく光景を見ると、
彼は非常にストレスを感じるようでした。

(もう少し勤務時間が少なかったら良いのかもしれないですね)

そして仕事内容自体も、
必ずしも彼の性格に合っているとは言えないらしく、
10年近く経ってもやはりその仕事に対する違和感は消えず、
他の同僚との意識の差を感じることも少ないそうです。

そんなにストレスを感じるなら、
自分の人生の時間のタイムリミットは限られているので、
さっさと辞めて別の仕事を探せば良いと思うのですが・・・

彼は昔から人一倍真面目なのです。

責任感が人一倍強く、
与えられた責務を放棄することに
人一倍抵抗を示します。

決められたルールには忠実に従い、
たとえ環境に不満があっても全て飲み込み
自分が努力したり、我慢をすることで、
それを抑え込もうとする傾向がありました。

仕事が辛いからすぐに辞めるというのは

「嫌なことからの逃げ」

と彼は感じるそうです。

そういう我慢強さ、忍耐強さ、責任感の強さは、
基本的に非常に重要で素晴らしい素質です。

僕も彼のその性格を尊敬しています。

そういうものがまったくない人は、
何をやっても成功することはないですからね。

ただ、場合によっては
それが仇になることもあるのです。

彼は仕事を辞めたいと思いつつも、
辛いのを我慢し続けて頑張った結果・・・

もともと体が強いわけではないので、
心身ともにガタが来てしまい、
鬱病になってしまいました。

ベッドから一歩も動く気になれず、
ひたすら時計が進んでいるのを眺めていたそうです。

彼は同僚や取引先に迷惑をかけてしまい、
さらに精神的に追い討ちをかけてしまいました。

「俺は本当にダメなやつなんだな」

と、完全に自信喪失していました。

医者からドクターストップがかかり、
1ヶ月ほど職場に休みをもらいましたが、
1ヶ月後に彼は退職届を郵送で送って仕事を辞めました。

休職中に上司や同僚からLINEで

「辛いと思うけど頑張っていこう!」

みたいな内容が届いて、
彼自身も揺れているみたいでした。

僕は彼に、

「頑張ってはいけないところがある」

とアドバイスしました。

これはビジネスと一緒です。

最終的な目的を考えた時、
目の前のその課題に全力で取り組むことは、
そもそも適切なことなのか?

これを考えなければなりません。

人生の目的は誰しも
「幸せになる」ことだと僕は思います。

学生が勉強を頑張るのも、
良い会社へ就職をするのも、
良い結婚相手を探すのも、
良い人間関係を築くのも、
すべては幸せになるためです。

彼にとっての幸せの形は明確で
子供の頃からの「自作映画」の夢を追うこと。

仮に叶わなくても経済的に豊かでなくても、
本当に好きなことに時間を割ける人生を送ることは幸せなことです。

その人生の目的を考えた時、

「今の仕事を頑張り続ける」

という選択肢ははたして正解と言えるのか?

正直僕にはそう見えません。

彼の仕事は定年退職する日まで
どう頑張っても暇になることはできないからです。

もはや会社の構造的にそうなっていて、
彼一人の努力ではどうしようもないのです。

年を取って昇進すればするほど責任がのしかかり、
仕事が忙しくなっていくのですから。

ということは、彼はおじいさんになるまでは、

「趣味を楽しむ」「夢(映画)を追う」

という小さな夢すら叶う見込みがないのです。

もちろんおじいさんになるまで
ひたすら辛抱して待ち続ける・・・

というのも一つの選択肢ですが。

そのために一度しかない限られた人生で
もっとも大切な30~40年を辛い仕事に捧げるのは、
あまりにも割りに合わない取引だと思えます。

実際、おじいさんになるまで
健康に生きていられる保証もありません。

僕の祖父は58歳という若さでこの世を去りました。

定年退職まであと2年です。

「定年退職したらおじいさんと一緒に旅行に行きたかった…」

と、85歳を迎える祖母は今でも僕に話してきます。

もっと早く簡単に目標を達成できる方法は
いくらでもあると思います。

彼が幸せになるためには、
勝てないゲームを攻略しようと奮闘するのではなく、

どうすれば「暇な時間を作る」
という目的が達成できるかを考え、
そのための行動を起こすことです。

ビジネスでも「勝つ可能性が低い」と思えば、
そこでやるべきことは歯を食いしばることではありません。

勇気を出して損切りすることです。

そうしないと時間と共に
どんどん被害が膨らんでいくのです。

もちろん転職したり、
起業をしたからといって、
彼の理想の生活がやって来るかはわかりません。

ただ、少なくとも精神を病んでしまう状況より
100倍マシな状況になる可能性は大きいです。

「人並みの収入」があって、
「暇な時間」が多く取れる生活は
どんなに頑張っても手が届かないような
険しい道のりではないと思います。

むしろ努力次第で誰でも手に入る、
超現実的な目標です。

それと彼にはもう1つ話しました。

「見ている世界は1つだけではない」

例えば会社というのは、
それぞれの目標も、ルールも、業務内容も、
給料も、人間関係も全然違います。

もし仮に会社を一つの世界だと考えるなら、
日本だけでも400万以上の世界があります。

(僕の経営する会社もその1つ)

それだけ山のように会社があるのだから、
働いた場所が適応しなかったとしても
それほど深刻に捉える必要はありません。

400万分の1の世界の環境・ルールが
彼に合わなかっただけ、ですね。

(ちなみに400万分の1は外出時に雷に打たれる確率と同じです)

もちろん会社員の世界以外にも、
起業といった別の理論で動く
これまた大きな世界もあります。

僕は会社員時代は落ちこぼれでしたが、
起業の世界では割とうまくいきました。

「お前はマジで使えないゴミ人間だな」

「お前に取り柄は何だ?」

と何度言われたことか・・・笑

そして起業の中でも手法とか規模とかジャンルによって、
働き方や必要とされるスキルは大きく変わります。

もし日本でうまくいかなくても
地球上には何百という国があります。

国によってはルールも考え方も習慣も全然違います。

戦争を良しとする国だっていくつもあります。

パソコン1つあればどこでも仕事できる時代なので、
海外に出ていくという選択肢だってありうるのです。

そういった広い世界に目を向けず、
たった1つの自分に合わない世界、
幸せになる見込みがない世界にしがみつき、

体を壊したり、自信を無くしたりして命を削る行為は
なんだかとてももったいないことのように感じます。

もちろん会社を辞めるとなれば、
一時的に収入は減るでしょう。

家族の反対はあるし、
次の就職活動や起業準備で
苦労やストレスもあります。

でも、恐れて何も行動しないと

「やり残したことを後悔しながらタイムリミットで苦しみながら死ぬ」

という人生最悪のバッドエンドを迎えます。

僕はそれが人間において、
一番のリスク、デメリットではないかと思います。

人生は一度きりです。

もう明日死ぬと決まった場合、
やればよかったと後悔の嵐に遭遇するでしょう。

だからそういった最悪のバッドエンドを避けるためにも、
最終的な目的を考えた時、

「目の前の課題を頑張ってクリアすることは
 はたして最も適切なことなのか?」

「それによって機会損失はどのくらいあるか?」

「別の方法で解決はできないのか?」

これを考えましょう。

ただがむしゃらに物事を頑張る前に、
本当にそこが自分の頑張りどころかどうか
自分の状況を客観的に見ることも大事です。

P.S

頑張っている状態というのは、
心身ともに無理をしている状態です。

たしかに一時的に頑張ることは必要ですが、
人は何十年も頑張り続けることはできません。

どうせ頑張るなら頑張らなくても良い状況を作るために
頑張っていくようにしましょう。

それは必ずしも暇にならないといけない、
なんてことはありません。

忙しくても毎日楽しく充実していれば
それは全然辛いことではありませんからね。

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