ビジネス思考

節約してるつもりでお金をドブに捨てている人たち

こんにちは、ゆうきです。

先日知り合いの社長さんと話した時のことです。

彼は地方で仕事をしているのですが、
企業向けのYouTubeコンサルティングなので、
顧客と直接顔をあわせる機会が多いです。

クライアントは東京と大阪に多いので、
重要な打ち合わせがあるたびに
わざわざ地方から新幹線or車で上京してきます。

(仕事が終わるとすぐに帰ります)

「お客さんと打ち合わせのたびに
東京に来るの大変じゃないですか?

なんで持ち家でもないのに
東京に住まないんですか?」

と僕が聞くと、

「東京に住みたいです」

とのこと。

「たしかに東京の方が打ち合わせもしやすいし、
仕事関係の人脈も作りやすいです。

でも家賃が高いから悩んでしまうんですよね。

僕の地元だと家賃5万出せば豪邸ですし笑」

と笑っていました。

失礼ながら、
この人何を言ってるんだろう?
と不思議な気持ちになりました。

お金がもったいないから、
できるだけお金が減らない方を選択をする。

その気持ちはわかります。

しかし東京と地方の生活費の差なんて、
よほど人気エリアに住まない限り、
せいぜい月5万とかその程度です。

彼は上京のたびに交通費がかかるので、
月に2万くらいの出費が余計にかかっています。

彼が地方に住んでいる金銭的メリットは、
せいぜい月3万とかそのくらいです。

年間だと30万くらい浮きます。

彼のコンサルティングは
1件成約するたびに最低でも20万円から、
多い時で60万近い金額をいただきます。

ということは、
彼が東京で生活することによって余分にかかるお金は、
年間でたった2件成約が増えれば、
ペイできるということになります。

そして彼の話を聞く限り、
東京に拠点を移して交流の機会を増やしたり、
打ち合わせの数を増やしたり、
勉強する機会を増やしていけば、
少なくとも年間で数件は成約を増やせるはずです。

つまり、彼は東京に拠点を移せば、
収入を少なくとも100万程度は増やせるのですが、

家賃や物価の高さを理由に地方にしがみつくので、
本来得られるはずのお金を失っています。

言い換えるとこのようなことです。

彼が東京の生活や移動の不便を我慢し、
年間30万くらいの生活費を節約することによって、

年間数百万のペースで、
彼の銀行口座からお金が消えていく、

ということです。

お金を減らしてくないはずなのに、
お金が減る選択をしてしまう。

これは「機会費用」というものに対する意識が
とても低いために起きてしまいます。

機会費用とは、
選ばれなかった他の選択肢によって
本来得られたであろう価値や利益のことです。

家賃や物価、あるいは月々固定で入ってくる給料などは、
明確に数字で表されているので、
とてもわかりやすいです。

いくら節約できたとか、
どれくらいお金が増えたとかそういったことが
あっさり可視化されます。

しかし機会費用については、
実際はその選択肢を選んでないわけなので、
明確に成果や通帳や家計簿に記載されず、
たとえ損をしていても実感が湧きにくいです。

こうして目先の30万を節約するために、
年収を数百万減らすといったような

「お金を増やすつもりでお金をドブに捨てている」

という矛盾した光景が出現するわけです。

例えば僕が昔働いていた上司(Nさん)の奥さんが
過去の辛い家庭環境が原因で精神的な病気になっていました。

しかしそのNさんは奥さんの病気を治すために、
会社の給料のほとんどを高額なセラピーに投資したそうです。

保険が効かないそうなので、
1回あたり数万かかりますが、
Nさんは別に失敗してもいいと思ったそうです。

Nさんの論理はこうです。

「セラピーによって奥さんの病気が治って、
夫婦で幸せな楽しい人生を送れるようになれば、
そこには軽く数億、それ以上の価値がある」

「だから何回セラピーを受けて症状が治らなくて、
10回やってもダメ、20回やってもダメでも、
21回目で病気が治ってくれれば圧倒的な成功。

こんな費用対効果の高い投資はない。

こんなことに迷う意味がわからない」

と僕に話してくれました。

結果、あるセラピーが奥さんに効き、
今は病気が治って夫婦仲良く暮らしています。

(たまに地元に変えるとご飯を一緒に食べます)

こういう思考ができる人だから、
Nさんは今幸せなのは当然なことですね。

もしか彼が数万円のセラピー台がもったいないからといい、
延々と節約をしていたらお金は手元にありますが、

かわりに彼は夫婦での幸せな人生という
大きな価値を失っていたかもしれません。

目先のわかりやすいお金に飛びつく前に、
機会費用というものをじっくり検討すると、
より良い選択を選べるようになるので、
習慣化することをおすすめします。

あとはもう一つ、
機会費用と合わせて知っておくべきことは、
サンクコストというものがあるのですが、
そこまで説明すると長くなるので割愛します。

気になる人は、ぜひ調べてみてくださいね。

P.S

ホワイト餃子が急に食べたくなったので、
ふらりと千葉県野田市へドライブ。

地元人のソウルフードを食べます。

ホワイト餃子野田本店の餃子です。

普段は長蛇の列だそうですが、
平日のため待たずに入店。

パリパリとした皮と
中の餡がマッチしてめちゃくちゃうまい。

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